インプラント治療の概要

インプラントとは、体内に埋め込む医療機器、材料、センサーなどの総称として使われる言葉です。具体的には心臓のペースメーカー、人工関節などもインプラントです。ここでは歯がなくなった場合に顎骨に埋め込む人工歯根を指しています。インプラントとはもともと紀元前3世紀のローマ時代の人骨から発見されるなど歴史が古い治療方法です。1980年代になって、骨と結合するインプラントの臨床成績が向上しました。その後いろいろな改良がくわえられ、安全性が高まっているようです。

具体的な治療法としては、虫歯や歯周病などによって、または外傷によって歯を失うことがありますし、先天的に歯がない方もまれにいます。歯が欠損した部位のあごの骨にインプラントを埋め、そこに義歯をつける治療方法なのです。1本の歯がなくなったばあいから全部の歯が欠落したときまで適用可能な治療方法です。材料は主にチタンあるいはチタン合金が主流です。それはかむ力に耐えられる強度があって、生体との親和性が高い性質が評価されているそうです。

インプラントの構造は様々です。歯科の専門分野なのでここで詳しい説明は避けますが、あごの骨に埋め込むインプラント体と、インプラント体と義場の間のアバットメントという部品があり、アバットメントはスクリューでインプラント体に固定されているというのが基本的な構造になります。以下、本サイトでは、インプラント治療のメリットを中心に概要を説明します。